


60歳では平均9本の歯を失っています。
30歳以上の成人の多くは歯周病に罹っています。
歯周病は、歯と歯肉の境目(歯周ポケット)に細菌が入り、歯肉や歯を支える骨が破壊される病気です。
なかなか自覚症状が現れないので、気がついたときには歯を支える骨を溶かして歯をグラグラにして、最後には歯が抜けてしまいます。
そのような状態にならないためにも大阪市西区の歯科医院(歯医者)いそだ歯科クリニックでは、定期検診をおすすめしております。また、当院では、小児おすすめのパイオキュアーを使っての「フッ素イオン導入法」を取り入れております。小児おすすめの「フッ素イオン導入法:パイオキュアー」の詳細は、本ページ最下部の「小児歯科」をご覧ください。【小児歯科の詳細はこちら>>>】
【定期検診の必要性】- 自分だけのブラッシング(セルフケア)だけでは落とせないプラークがあります。
例えば、歯と歯の間、奥歯の後ろ側などは、自己流のブラッシングではなかなか落とせません。また、歯周ポケットの中は歯科医院でないと落としにくい部位です。 - プラークは細菌の塊(バイオフィルム)を形成し歯周病を発症させます。
磨き残しから作られるバイオフィルムや歯石は、歯プラシでは落とせません。ことに、バイオフィルムは細菌の集団で歯周病の元となるので、歯科医院で除去してもらうことが必要です。 - 口の中はつねに変化し、自覚症状もないまま悪化します。
口の中はちょっとの油断で状態が悪化します。歯肉の炎症や初期の虫歯では自覚症状がなく、症状が現れたときには手遅れになります。自分では気がつかないうちに変化していくのが口の中の病気です。
自分では除去できないプラークが必ず存在しています。
口の中は生活習慣などでつねに変化しています
■ だから、歯科医院での定期検診が必要なのです ■
口の中は生活習慣などでつねに変化しています
■ だから、歯科医院での定期検診が必要なのです ■
【定期検診で行うこと】
今の状態を確認し、不十分なところを補いあなたに合ったケアの仕方を指導します。
今の状態を確認し、不十分なところを補いあなたに合ったケアの仕方を指導します。
■定期検診の内容
- 歯周精密検査(X線検査、歯周ポケットの測定、動揺度の検査)
- ブラッシングの再確認
- 咬み合わせのチェック
- 生活習慣指導
- PMTC
(プ口フェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)
- 抗菌剤の塗布、フッ素塗布
常、以上の6項目を年に2〜3回行います。
■定期検診の目的
- 歯周病や虫歯を罹っていないかチェックします。
●治療後でも悪化しやすい病気なのでチェックが必要です。
●もし悪化していたら初期のうちに治療します。 - 毎日のブラッシングができているかチェックします。
●一人ひとりに合ったブラッシング方法を指導します。 - 歯石など自分で除去できない汚れをきれいにします。
●PMTCと呼ばれるクリーニング方法で、歯面はもちろん、
歯周ポケットの中など自分で落とせない部分をきれいにします。
●きれいにツルツルになると汚れもつきにくくなります。 - 歯周病やムシ歯のリスクがある部分に薬剤を塗って守ります。
●フッ素塗布によりエナメル質が強化されます。
定期検診はあくまでもホームケアのサポートで不十分なところを補い処方するものです。
Q | 定期検診はいつから始めるのがベストですか? |
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A | 定期検診は口の中の健康を維持するためのものですから、虫歯も歯周病の症状もなく口の中が健康な状態から始めることがベストです。 もし、現在治療中であれば、治療終了後から定期検診を始めてください。 また、小さなお子さんの場合は、将来ムシ歯や歯周病で苦労しないためにも、歯が1本でも生えてきたら定期検診に通われることをおすすめします。 |
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Q | 定期検診で歯が白くなりますか? |
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A | 定期検診と歯を白くするホワイトニングは別のものです。定期検診を受ける度に歯科医師や歯科衛生士による専門的なクリーニングを行いますので、歯の表面についた汚れや着色が取れて、きれいになります。きれいな状態が維持できればそれで健康なのですが、さらに歯を白くしたい場合には、担当の先生にホワイトニングのご相談をしてください。 |
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Q | 総入れ歯ですが定期検診は必要ですか? |
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A | もちろん必要です。義歯は細菌が繁殖しやすいのと、歯肉との適合と咬み合わせが変化しやすいので、定期的なチェックは欠かせません。定期検診をマメに行うことで、快適な状態を長期にわたって維持できるので、義歯だから必要ないとは考えないでください。 |
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小児歯科・予防歯科は大阪市西区の歯科医院(歯医者)いそだ歯科クリニックへ/本町駅・阿波座駅すぐ

PMTCとは、プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング(Professional Mechanical Tooth Cleaning)の略で、歯科医師や歯科衛生士といった専門家による器機を用いた歯の徹底的な清掃のことでPMTCは効果的なプロケアのひとつです。

具体的には、茶渋・タバコのヤニなどの、歯磨きでは除去できない汚れを専用の器具を使用して取り除き、歯を美しくする歯のエステです。歯の表面をツルツルにいたしますので、新しい汚れが付きにくくなるだけでなく、とても気持ちよく、定期的に行うと虫歯や歯周病の予防にも効果があります。
PMTCは患者さんの口の中の状態や症状によって、専門家(歯科医師・歯科衛生土)の判断のもとに行われます。定期検診で患者さんの健康サポートとして行うのはもちろんですが、治療中でバイオフィルム(※)がうまく取れ芯い場含なども、口の中の状態によってPMTCは行われます。
歯科医院が、PMTCを勧める理由は、むし歯や歯周病は気がついたときには、削ったり抜いたりしなくてはならないことが多く、口臭、顎関節症、ストレスなどの原因にもなります。
そういったことを予防するためにもPMTCをお勧めしているのです。
また、PMTCは今から約30年前、口腔ケア先進地といわれる北欧で提唱・システム化された方法で、現在まで多くのリサーチに裏付けされて着実に臨床実績を上げています。
■PMTCは口の中の健康をサポートする手段です。PMTCは患者さんの口の中の状態や症状によって、専門家(歯科医師・歯科衛生土)の判断のもとに行われます。定期検診で患者さんの健康サポートとして行うのはもちろんですが、治療中でバイオフィルム(※)がうまく取れ芯い場含なども、口の中の状態によってPMTCは行われます。
※バイオフィルムとは:
分かりやすくイメージすると、キッチンの流しやお風呂の浴槽などに付着する“ヌルヌル”です。それは細菌が簡単に流されたくないことから、粘性のフィルム状の膜をつくって繁殖しやすい環境に成長したものです。
分かりやすくイメージすると、キッチンの流しやお風呂の浴槽などに付着する“ヌルヌル”です。それは細菌が簡単に流されたくないことから、粘性のフィルム状の膜をつくって繁殖しやすい環境に成長したものです。
■PMTCはホームケアをサポートするものです。

■PMTCの効果は
- 虫歯の予防
バイオフィルムを除去し再付着を防ぐのでムシ歯予防効果があります。
そのため歯のエナメル質表面へのカルシウム補給を促し、再石灰化を促進します。 - 歯周病・歯肉炎の改善
歯周ポケット1〜3mmのバイオフィルムを除去するので歯肉の状態を改善し予防にもつながります。3mm以上深いポケットの場合は他の方法でバイオフィルムを除去します。 - 歯質の強化
洗浄後にフッ化物入りのぺ一ストやカルシウム補給剤を一塗布することにより、歯の再石灰化をさらに促進します。 - 自然な美しさの回復
歯についたヤニや色素も取り除けるので、患者さん本来の光沢のある歯面に芯ります。
(※歯を薬品で白くするホワイトニングとは異なります。)
■PMTCを行うことでプラークが付きにくくなります。

PMTCで歯面をツルツルにしますので、しばらくの間は汚れがつきにくくなり健康な状態を維持できます。しかし、一定の期間を過ぎるとまた付着しやすくなるので定期的にPMTCを受けられることが最良です。
(期間については、個人差がありますのでこ相談ください。)
Q | バイオフィルムは自分では除去できませんか? |
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A | バイオフイルムの除去は、こ自身で行うブラッシングやフ口ッシング(糸ようじ)などのセルフケアが基本となります。しかし、セルフケアでバイオフィルムを100%取り除くことは大変難しく、磨きにくい部分にはどうしても取り残しが発生してしまいます。 PMTCは「ブ口の目」でこの磨き残しをチェックし「プ口の手」で残ったバイオフィルムを除去します。つまり、みなさんのセルフケアを手助けし、健康維持増進をサポートするのです。 また、最近は通信販売などでいろいろなクリーニング・グッズを手に入れることができますが、天然歯とブリッジやクラウンなどの人工物では、使用する器材が異なります。器具や薬剤の適材適所の判断には、プ口の知識が必要です。誤った使用はかえって健康を害してしまうことがあります。 |
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Q | PMTCを行う間隔はどのくらいがいいのですか? |
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A | 一般的には1〜3ヵ月に1回と言われますが、患者さんの状態や症状によっても異なるので一概には決められません。例えば、治療でいろんな補綴物が入るほど口の中の環境も複雑になるのでセルフケアも難しくなります。また、高齢者で薬を多用している方は唾液の出も悪くなることが多いのでバイオフィルムが付きやすくなります。したがって、PMTCを受診される間隔は、主治医である先生や担当の歯科衛生士に直接おたずねください。 |
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小児歯科は大阪市西区の歯科医院(歯医者)いそだ歯科クリニックへ/本町駅・阿波座駅・西大橋駅すぐ


このパイオキュアーを使っての「フッ素イオン導入法」は洗口法やフッ素歯磨き剤より効果的にフッ素を取り込むことができる方法です。
歯科医院専用の「う蝕予防法」で、専用器機を用いるイオン導入法だからこそできる方法です。フッ素をイオン化し、より歯質へ取り込みやすくなり、塗布方法に比べより多く(約5倍)のフッ素を歯の隅々まで、しっかり短時間で導入できます。

【備考】
専用のトレーを使いますので、トレー代金として診療費以外に別途500円が必要です。
専用のトレーを使いますので、トレー代金として診療費以外に別途500円が必要です。
小さなお子さまの予防歯科をされたい親御様は、是非、フッ素イオン導入法を取り入れている大阪市西区の歯科医院(歯医者)いそだ歯科クリニックへご来院下さい。